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ペンタトニックの美しさ

ペンタトニック(スケール)と音楽用語があります。
音楽をやっている方はすぐにピンとくる言葉なんですが、
このペンタトニックというのは、1オクターブに5つの音が含まれる音階(スケール)のことです。

僕らが音楽の授業で習った音階というのは、いわゆる「ドレミファソラシ」ってやつで、
長音階、メジャースケール、ダイアトニックスケールなどと呼ばれる音階です。

この僕らが過去に習った音階から5つの音を取り出し、構成された音階がペンタトニック(スケール)というわけです。

いくつか種類がありますが、ファとシを抜いた「ドレミソラ」の5音で構成されたペンタトニックが一般的です。

このペンタトニックは歴史が古く、日本の民謡のみならず世界中の民謡でも古くから使われてきました。

ブルースやロックギタリストもこのペンタトニックを演奏フレーズに多用するなど、
王道のスケールといって過言はありません。

 

2006年に出版された「ウェザー・リポートの真実」(山下邦彦・編)という本があります。
ジャズの帝王マイルス・デイヴィスのバンドに在籍し、1970?80年代に一世を風靡した「ウェザー・リポート」というバンドを作った男、ジョー・ザヴィヌル。

彼の音楽のすべてを赤裸々にした驚くべき本なんですが、この本にはザヴィヌルの独特な作曲法や、なんと自筆の楽譜までもが掲載されています。

この本と前述の「ペンタトニック」、実は共通項がありまして・・・。

 

このペンタトニックですが、ザヴィヌルが得意としていたスケールでもありました。
ただ彼の演奏するペンタトニックは、ロックやブルースで聞かれるあの響きではありません。
まるで別次元の宇宙で音楽を奏でているかのように、まるで自由な響きを感じるのです。

彼のペンタトニックの扱い方は、洗練された新しい理論に基づいて演奏されていました。
ロックやブルース的に演奏していたのではありません。
これはザヴィヌルを含む、ジャズの巨匠たちが少しずつ積み上げた理論とも言えるでしょう。
そのことがこの本の中でも、こと細かく解説されています。

 

 

ザヴィヌルが表現するペンタトニックの新しい解釈は、この曲のピアノソロ、シンセソロを聴いていただけると感じとってもらえるでしょう。

この楽曲の他にも、多くのの名曲を残しています。

何気なくペンタトニックを使っているギタリストにも、何かヒントが見つかるかもしれません。

ぜひこの機会にザヴィヌルの音楽に触れてみてください。

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つれづれ日記, ブックレビュー 2011年 9月 19日11:59 PM

人生いろいろ。

ライブインフォメーション、更新しました。10月?11月分です。
たぶん、あといくつか追加される予定です。
情報が決まり次第、あらためてご案内いたします。

 

あらためてブログというものに向き合ってみた。
なかなかいいものだとわかってはいても、いつの間にか投稿するのが億劫になっちゃてね。

みなさんもそうだと思うけど、最近はTwitterが何かと便利でさ。
やっていて、なんか楽しいもんね。
またそれは、とっても大事なことなんだけど・・・。

気軽にいろんなことを投稿できちゃうもんだから、それで用が足りちゃうの。

でも、人間関係が手軽なところで用が足りるようになったら、
それはちょっと悲しいことなのにね。なんか不思議。

昨日は新しい出会いがたくさんありましてね。
早速Facebookでもお友だちになったりして、レスポンスが早いこと。

最近の僕はなんかのんびりしちゃってるものだから、
久しぶりのヴォリュームにちょっとびっくりしちゃいましたけど、
とってもありがたい出会いでした。
そして、嬉しい出会いでした。

 

先日、Amazonで取り寄せた本を楽しんで読んでいます。

井上鑑「僕の音、僕の庭」筑摩書房

僕が師と仰いでいる日本を代表するプロデューサー&アレンジャーの井上鑑さんの著書です。
井上さんの初書き下ろしの本で、
福山雅治、大瀧詠一、寺尾聰など一流アーティストたちとの楽曲制作の裏側から、
編曲の作法やレコーディング術などのノウハウがぎっしり書かれてあります。

本当に目から鱗・・・。

こういう本が読みたかった。

井上鑑さんは今月、札幌に来るんですよね。
出版を記念してのライブで、札幌は2カ所でやります。

札幌くうでのライブは残念ながらソールドアウトですが、
もう1カ所の「レストランのや」はチケットがまだ手に入るかもしれません。

 

—–以下、井上さんのサイトから抜粋。—-

9/26 ガーデン・パーティ Vol.4@札幌決定!
9月26日(月)
ガーデン・パーティ Vol.4 ~草原へ~
@札幌 レストランのや
札幌市中央区北二条東11-23-14 tel:011-210-5105
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0102/A010202/1000490/

ゲスト:
嵯峨治彦(馬頭琴&喉歌) http://tarbagan.net/saga/home.html
岡田浩安(サンポーニャ、ケーナ) http://www.ashibue.com/
渡辺亮(パーカッション) http://www.ryo-watanabe.com/

18:30開場/19:00開演
チャージ:前売¥2,500/当日¥2,800 (+ワンオーダー)

ご予約・問合せ:
レストランのや tel:011-210-5105
のどうたの会事務局 thro@sings.jp

 

 

昨夜のカラオケも楽しかった?。
人生いろいろ、歌い忘れたよ。笑

人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの

演歌って深いです。

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つれづれ日記, ブックレビュー 2011年 9月 17日11:47 PM

日本って、素晴らしい・・・

水と森の聖地、伊勢神宮

北海道に生まれ育って、この地を離れることなく、
気がついたら40年を過ぎてしまいました。
夢見る大地的な(?!)北海道にいるだけでは、日本の本当の姿が見えてこない・・・。
そんなジレンマがあるような気がしておりまして。

前から日本人としての心の拠り所が、どこかにあるはずと思っていたのですが、
やっぱりここだったのですね・・・。

フォトエッセイは個人的に苦手なジャンルでした。
というのも、ボクは鈍感なので、写真のイメージが先行してしまい、
言葉のイメージが山びこのようにディレイがかかって届いてしまう。
そこにちょっと違和感があって・・・。これはあくまで、ボクだけの話ですけどね。

今回ご紹介したいこの本は、「水と森の聖地、伊勢神宮」という本です。
ニューヨークで911を目撃し絶望の中、聖地を探し、写真を撮り続けてきたという、
写真家・稲田美織さんのフォトエッセイです。

彼女の神懸かったともいえるエピソードと、
彼女がたどり着いた聖地「神宮」の数々のフォトは、(伊勢神宮を正式には「神宮」という)
ボクの心を震え上がらせました。

 
まるで、マイルス・デイビスに初めて出会ったときのような衝撃…。

 
地元の人々は当然のように知っていることなのでしょうが、

「神宮」とは125もの社の総称であること・・・知りませんでした。(^_^;)

20年かけて正殿、社殿を造り替えるという
「式年遷宮(しきねんせんぐう)」。

飛鳥時代から続くと言われるその大がかりなシステムはおろか、
言葉すら知りませんでした。

いにしえより人々がお伊勢さまを目指す心の内がやっとわかったような気がします。

宇宙なんだな、ここは。

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ブックレビュー 2009年 6月 16日3:22 AM